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 狩野永納筆三幅對

狩野永納(1631〜1697)は京都狩野派の画家、狩野山雪の子として産まれました。祖父・山楽、父・山雪と同じく多くの優れた作品を残しただけでなく、日本絵画史の著作といわれる「本朝画史」(江戸時代初期までに活躍した四百余名の画家伝を記したもの)の刊行で有名であります。この三幅對は漢詩人として知られる元
政(1623〜1668)と永納の関係が見られ、「古画備考」四十に「永納三幅對、中天臺大師、左傳教大師、右日蓮上人、極彩色、賛元政」という記述があり元政の賛が確かに記されています。永納と元政の関係の資料にもなる絵であります。

参考文献、特別展狩野永納 兵庫県立歴史博物館 神戸新聞社

傳教大師 天臺大師 日蓮上人

 尾形光琳筆松竹梅

 尾形光琳(1658〜1716)江戸中期の絵師、工芸家で、元禄文化を代表する芸術家。京都の裕福な呉服商の次男として産まれる。初め山本素軒に狩野派を学び、のちに俵屋宗達に深く傾倒し、光琳派と呼ばれる独自の作風を確立した。蒔絵師としても卓抜した意匠(光琳風、光琳模様)を生み、水墨画は軽妙で風刺性に富み、弟の乾山の陶器の絵付けもしていました。この松竹梅は妙顯寺の檀信徒であった光琳の現存する唯一の絵であります。


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